にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

テキサス怪獣ランス現る!【G1 CLIMAX 29 2019/7/7 第5試合 感想】

アメリカに規格外の巨大怪獣が現れた。
ランス・アーチャーという悪魔的存在は、100kg以下の奴は人間以下だと言わんばかりの破壊力でオスプレイを叩き潰した。


赤いあいつ

髪を真っ赤に染め、さながらマッドマックスに登場する悪漢を足して煮凝りにしたような禍々しいイメチェンを果たしたランス。
リングに放たれ髪を振り乱しながら暴れる様は血に飢えた怪物に相応しい。

空中殺法で先手を打ってきたオスプレイにヘビーの厳しさを教える為、序盤にも関わらずテーブルにオスプレイを叩きつける。

息も絶え絶えに反撃するオスプレイの手と足は確かにランスの急所を捉えているはずだが、まるで大木を殴りつけてるかのように微動だにしない。

これは怪獣退治だ。それもウルトラマンもいなければメカゴジラもいない、超人オスプレイの地力が試される決戦なのだ。


全身暴力

あまりに強烈な攻撃の数々に、オスプレイは技を矢継ぎ早に叩き込み早期決着を狙う。

しかしランスが腕を振れば地を這いつくばらせ、肩をぶつければ宙を舞う。

神話にも匹敵する純度の高い暴力は、これまで数々の修羅場を乗り越えたオスプレイの目を絶望の淵にまで追い詰めた。

機動力を活かして距離を取ろうとするも巨人の手は傷ついた獲物をそう簡単に逃さない。
相手が空を飛ぶのなら、その羽をもぎ取ればいい。


死の爪

いよいよランスは最凶最悪の死刑宣告であるEBDクローを抜いた。
頭をトマトのように潰しかねない握力はロープ逃げられてもなお食らいつき、今度は喉を潰しにかかる。

痛まない箇所がないほどに憔悴したオスプレイは、一発逆転をストームブレイカーとオスカッターに賭ける。

だが、ランスの壁には届かない。

超高架ブラックアウトが文字通りオスプレイの意識を奪い、EBDクローが屈辱与える。

アメリカン・サイコは本物だ。


見るアトラクション

デカいレスラーが出てきたら、みんなは何を期待する?
当然圧倒的な破壊力だろう。

ランスはその期待に応え、オスプレイを徹底的に打ちのめした。

G1期間中はずっとこんな恐ろしいものを見せつけられるのだろうか?

ワクワクが止まらない。

こういったステータスをパワーに全振りしたかのような選手は新日本らしからぬ部分があり、だからこそ今後が楽しみなのだ。

ネットだろうが現地だろうが、その姿を見ればスリルと恐怖が味わえるランスはさながら人間ジェットコースターだ。
ランスにはストッパーもベルトもないが、その分極限の楽しさを味わうことが出来る。

今後の快進撃が楽しみだ。