にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

タイチ敗れる!モクスリーを止めるのは誰だ!【G1 CLIMAX 29 2019/7/13 第6試合 感想】

今回の試合の中で最も注目していたカードだ。

共に初出場同士かつ、場外でのラフファイトを得意とした2人の激突がどんな荒れた試合を作るかがとても気になっていた。


開幕場外

まずはタイチがあべみほを連れて入場。気のせいか最近のあべみほはエロよりかわいい寄りになってる気がするぞ。

対するモクスリーは海野を連れて客席から登場。どことなく怨念坊主を思わせる入場に、タイチとの因縁を感じずにはいられない。

そして悠々とリングを目指すその背後からタイチの強烈な一撃が炸裂した。

恐らく観客のものであろう傘を頭に突き刺し、グロッキーになったところで腰にパイプ椅子を叩き込むことで、新日本の嫌われ者たる姿をモクスリーに刻み込む。


怒涛の反撃

カウントギリギリでリングに上がったモクスリーに対し、タイチはパンタロンを脱ぎ捨て早々の決着を目指す。

しかしタイチの技を丸め込みで切り返してから徐々にモクスリーがエンジンをかけてきた。

コーナーに追い込み打撃連打、外に突き落としてからのねっとりトペで次第にペースを掴んでいく。

再び場外戦になると、必殺テーブル殺法でタイチに大ダメージを与え、中指を立てる余裕を見せる。

タイチを心配するあべみほを投げキッスらしきジェスチャーであしらうと、モクスリーはリングに戻った。
信じられるか…?これ、2歳差だぜ…?


タイチの意地、及ばず

モクスリーの押さえ込みを脱し、レフェリーと激突させることに成功したタイチ。

あべみほから託されたパイプ椅子で一発逆転を狙うも、攻撃を察知したモクスリーに妨害されパイプ椅子を奪われてしまう。

やぶれかぶれなったタイチは突撃を試みるも当然冷静に反撃され撃沈。

クラッチを跳ね除けキックを乱暴に投げ返し、最後はデスライダーでトドメを刺した。


モクスリーに勝てるのは誰だ?

ジュースとの試合で判明している通り、モクスリーは単にラフファイトが得意なだけのレスラーではない。

勝てばよかろうなのだ精神全開のタイチを相手に優勢を保つ驚異の適応能力が今回判明した。

特に腰を痛めながらもタイチに決定的な反撃を許さない立ち回りが見事だ。

武器攻撃で追い込んでもダメ、ジュースのように全身全霊を賭けてもダメ、海野のように若さ故の勢いも通用しない。

これで外道の妨害や矢野の卑怯賢い作戦まで効かないといったことになればいよいよ勝つ方法が見えなくなってしまう。

更にこんな強さで粗暴な外見でありながら、選手へのリスペクトや試合に臨む姿勢は真摯という謎ギャップ属性も持っているモクスリー。

まるで巨大な芝刈り機が新日本プロレスという広大な麦畑を刈り尽くそうとしているような絶望感がある。

この流れを止めるとしたら、何でもアリな勝負でジェリコから勝利したことのある内藤だろうか。

当の内藤は久しぶりにストリップゆっくりした着替えで相手と観客を焦らしていたことを逆手に取られて負けてしまったが、適応力で言えばこの男も負けてはいない。

黒船ならぬ黒バイクに、新日本の真価が試されている。