にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

復活のジェフ・コブがタイチを下す!ガチムチは正義!【G1 CLIMAX 29 2019/7/28 第7試合 感想】

【ガチムチ】
パンパンに膨らんだ筋肉の上になめらかな脂肪をケーキが纏うクリームのように乗せた体形のこと。元はゲイ用語である。

また、一般的な相撲取りのように脂肪が相当量積載された体形はガチデブと呼ばれる。

対義語となるのは「スジ筋」。新日本プロレスだと飯伏のようなギリシャ彫刻を思わせる肉体が該当する。


ガチムチの真の意味をコブがわかって使っているかは不明だが、彼はまさにガチムチの理想的モデルと言える。

その身体が災いしてか、日本特有のサウナめいた高温多湿に体調を崩していたようで、これまでの試合はどれも辛そうな表情をしていた。

だが先日の試合ではジェイに負けてしまったものの、投げの迫力は本調子のそれに段々近づいていた。

ようやくスープレックス祭りの開催!…といきたいところだが、この試合の相手は色々因縁のあるタイチ。

相変わらずデブだの小ブタだの言いたい放題のタイチに対し、コブはリベンジできるのか!?


あべみほファンネル

試合はまず小憎らしい笑顔のタイチが握手を迫り、一方的なクリーンファイトを押し付ける。

一応付き合ってくれるコブに再度握手を要求。

さすがのコブも訝しんでそれを断るが、ならばとタイチはあべみほを呼び寄せ「あいつとさせてやるよ」とコブを促す。

コブの意識があべみほに集中した瞬間ついにタイチが牙を剥く!いつもの悪口と共に顔を踏みつける。

キレたコブはタイチを場外に叩き落としラリアットを決めようとするも、タイチはいつも通りあべみほを盾にした。

内藤と違い 女性には優しいコブはギリギリで止まるがその隙にタイチはマイクスタンドで急襲。

もうあべみほも凶器扱いでいいんじゃないだろうか。


蹴りvs投げ

タイチはコブの投げを警戒してか、リーチのある足技でコブの動きを封じようとする。

対するコブはキックの雨を躱し一撃の重さに全てを賭ける。

やはりガチムチの肉体に打撃は効果が薄いのか、コブの技が決まる度にタイチの動きが鈍りだす。

最後は上半身裸になったコブのツアー・オブ・ジ・アイランドがゆりかごのようにタイチを揺らし、3カウントの子守歌で試合は決着した。



ガチムチは正義

こうしてコブは日本の夏に適応し、人間遊園地としての存在感を取り戻した。

そしてこの試合は気は優しくてガチムチなコブに対し、タイチの卑怯で姑息で一生懸命な姿が対比となり、より眩い輝きを見せてくれた。

やはりこういう身体の大きい選手が小細工をブチ破る姿は美しく、これまでどうにも歯がゆい試合が多かったので非常に清々しい。

これはアーチャーのようなモンスターの暴虐とはまた違うカタルシスがあり、どちらかと言えば日本昔話のハッピーエンド回を観た時の気分に近い。


よく日本の創作キャラはアメリカのそれと比べると線が細く男らしさが足りないと言われているが、それは単純に大昔に通った道だからだ。

桃太郎のような異能の子でない限り、悪や妖怪を成敗するのはよく寝てよく食べる理想的ガチムチが多い。 ※にわプロ調べ

つまり日本人にとってガチムチの素晴らしさは普遍的なものであり、常に新しい刺激が求められる創作文化においてガチムチは当たり前すぎて飽きられる存在、つまりご飯とみそ汁を合わせて食べるのと同じく当たり前すぎてわざわざ囃し立てるものでもないのだ。

しかし悲しいかなその考えはリアル男児達にも浸透し、脂肪を落とした身体がモテるし美しいとされてしまった。

だが今回のコブを見てもらえば分かる通り、本来男というのはガチムチこそが美しく愛しく切なく心強い。

その事実を改めて教えてくれたコブに我々は敬意を表する必要があると思わないか?思うだろう。

まずは、湿気対策グッズを差し入れるところから始めてみようではないか。

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