にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

内藤&ジェイ 仲良く喧嘩しな【G1 CLIMAX 29 2019/9/5 第8試合 感想】

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新日本プロレスは笑顔の絶えない職場です

ジェイはその立場上、これまでは棚橋やオカダといったベビーの人気者と闘う機会が多く、G1決勝戦でついに善悪の絶頂を描ききった。

そんなジェイの次なる相手はプロレス好きという概念に口が生えたような存在、内藤哲也

G1で本格的に激突するまではそこまで絡みもなかったので期待値は高かったが、2人の勝負は予想とはまた違った展開に転がり始めた。


内藤の笑顔

内藤がニコニコしてる時は大抵何か面白いことが起きる前兆だ。

ヤングライオンのように内藤を迎えるジェイと、それにわざとらしく乗っかる内藤。これだけで新しい物語が生まれたと分かる。

敗けた相手を目の前にしてもトランキーロの姿勢を崩さない内藤に対し、ジェイはどこかリラックスした様子だ。勝者の余裕なのか、それとも内藤とのプロレスで新しい何かを掴める予感か。

それは内藤も同じようで、いつも以上にリング上での笑顔が輝いている。前のめり気味にジェイを叩き、投げ、極める。ジェイのプロレスを味わい尽くそうとしているようだった。


溢れ出る想い

試合は内藤のデスティーノで決まり、後楽園にハポンコールが響いた。しかしバクステでも2人のプロレスは終わらない。

普段のジェイは負け試合の後前向きな憎まれ口を叩くことが多いが、今回は珍しくリスペクトを感じさせるようなことを語っていた。

スターダストジニアス・ナイトー……そうか、そうか。
しかし、俺は今ジレンマに直面している。ナイトーという大きな敵ではあるけれども、惹かれるところもあるんだ。日々、あいつを見ることで神戸に向けて自分の気持ちが大きくなっていく。そして愛憎、その両方の気持ちが同時進行で起こっていくんだ。これは本当に楽しいことかもしれないな。あいつのような男を倒すことは本当に楽しいことだ。そしてあいつが次に何をするか? その次には何をするか? 注意深くあいつの行動を見つめているんだ。きっと俺たちは運命なんだろう。

完全に恋してる男の言葉だ。

オカダや棚橋では引き出せなかったジェイの一面は、意外なほどピュアであり、泥沼のような闇だった。そんなにあのブレードランナー受けが嬉しかったか。

ジェイのことなので単に心理戦を仕掛けているだけかもしれないが、それでもあのジェイにここまで言わせた内藤のプロレスは未だにギラついてることが分かる。

内藤の目は完全にIWGPと飯伏に向いているが、あの笑顔を見てしまった以上、自分としてはドームまでひたすら闘い続けて欲しい。

引用元
Road to DESTRUCTION – 東京・後楽園ホール 2019/9/5 – 第8試合 60分1本勝負 | 新日本プロレスリング