にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

【NJPW WORLD ランダム紀行】1998年1月4日 越中詩郎 VS 蝶野正洋

f:id:niwapuro:20200513123257j:plain
4⇒90年代
20⇒(ループして)3ページ目
20⇒15番目

この番号にあった動画はこの試合!

FINAL POWER HALL in闘強導夢 1998年1月4日 東京ドーム 第8試合 対NWO 維震復活戦 越中詩郎 VS 蝶野正洋

年末ビンタおじさんvsアメトークで再ブレイクした人!…というのが一般のイメージだと思う。

過去の映像もテレビ映えしやすい際立った部分ばかり切り取られており実際どんな試合運びをするのか知らない人も多いんじゃなかろうか?自分もその1人だ。

という訳でせっかくのドームなのに入場がバッサリカットされたこの試合を観ていく。

蝶野は黒、越中は白のコスチュームでベビーとヒールの調和が取れており心地いい。

ヤクザケンカキックとヒップの挨拶を済ませると、そこからはひたすら固め技の応酬。し、渋い…。

確かに2人の派手な技ってあまり聞いたことなかったが、そもそもグラウンド中心で闘うレスラーなのだろうか。

まるで膠着する雄牛の喧嘩めいた力比べだ。恨みつらみがない純度高めの闘争を感じる。

中盤になると互いに固め合うスタミナの削り合いから一転、ケンカキックをキッカケにリングを効果的に使った技の応酬が始まる。

足首を踏みつけたり顔をひっかくなどヒール色の強い蝶野の動きに対し、越中は泥臭さを感じさせる荒々しい技で観客を沸かせる。

まさに無骨というべきか、どのような悪行にも決して屈さず勝ちをもぎ取ろうとする越中の姿勢は正直惚れる。

そして蝶野のプロレススタイルもさすがだ。代名詞のケンカキックは必ず盛り上がる場面で放ち、序盤の固め合いの総決算ともいうべきSTFは最高のタイミングで決まっている。

飛んだり投げたりがあんまりないので地味と言えば地味なのだが、相手が漢臭いと塩をかけたスイカのようにその素晴らしさが際立っている。他の試合まだ観てないけど。

この試合に至るまでの因縁を知らないが、リアルタイムだったらどれだけ感情を乗せれただろうか。

今に至るまでの蝶野の人気もわかるし、1つの番組をジャックしてまで越中のよさを伝えようとした芸人たちの気持ちもわかる。

振り返ってみればずっと越中劣勢の試合なのだが、それを感じさせない熱いファイトだった。


ケツ痛そう度:★★★
ケンカキックのかっこよさ度:★★★★★
漢気度:★★★★★



引用元
新日本プロレスワールド