にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

プロレスラーはドブの雨まで耐えなくてはならないのか

このブログは基本新日本プロレス関連のことについてのあれこれを書いているブログなので書こうかどうか迷ったが、今回の件はネットの暗部が露骨に、そして最悪の形で発揮されてしまったことなので書かずにはいられなかった。

なのでここからは「誹謗中傷が原因である」という前提で書かれていることを理解して読んでいただきたい。事実と異なる場合は消します。


まず木村花さん。実際に観たのは今年のイッテンヨン東京ドームしかないが、元気100倍な陽のオーラを放つ岩谷&星輝タッグに対しヒールの心意気を前面に出した感情表現が素晴らしかったのを覚えている。ご冥福をお祈りいたします。


ざっくり調べてみると、テラスハウスという番組での立ち回りに不快に感じたアンチが誹謗中傷を繰り返し、繊細な性格であった彼女は…という流れのようだ。

その番組をしっかり観たことはないが、昔から手堅い人気のある「面識のない男女が一つ屋根の下で暮らしたらどうなるのか?」の1つのようだ。

台本があろうがなかろうが、よほどの人間不信や演技派でもない限りこういった場では心の奥底を見せてしまうもので、その偽らざる気持ちに罵詈雑言がつけばそれは立派な人格否定であり人権侵害だ。仮にそこで嫌な男や女だと判明しても、ジャッジをするのは周りの人間であって視聴者ではない。


良し悪しはともかく日本よりネット環境が発達している韓国では、有名人がネットの誹謗中傷で自殺に追い込まれるという事件をよく耳にするが、日本もとうとうそのレベルに来たかと思わせられる。

本当はもっと前から存在したかもしれないが、自分の観測できる範囲内でこういうことが起きると現実を突きつけられているようで正直辛い。

2ch全盛期の時代なら掲示板を見ないという自衛が出来た。わざわざ掲示板に実の無い悪口を書き込む奴なんて相当なクレーム気質の暇人しかいないので、よほどエゴサ好きで繊細な人でもない限り人生を左右されることはまずなかった。

だがSNSの発達とまとめブログという新たな文化は有名人と匿名の壁を崩壊させた。崩壊させただけならよかったのだが、それは掲示板に封印されていたクレーム気質の人間、つまりネットに向いていない人間を集めることにもなった。

直近だとイッテンゴの後KENTAにTwitterに群がるそれがいい例だろう。「こいつなら何を言ってもいい」というどっから発行されたかも分からない免罪符を振り回し、喜怒哀楽とは異なる悪意を吐き出し悦に浸る奴ら。

恐らく木村花さんを攻撃していたのもこういう人種だ。そもそも攻撃とも思わないだろう。そいつらにとってはただ「呟いた」だけ。むしろ思い通りになってくれてスッキリしたとまで思ってるはずだ。

どれだけ善意ある人がネットリテラシーを啓蒙しようとそういう連中が減ることはない。恐らく全てのSNSマイナンバー登録を義務化しても変わらないと自分は言い切れる。

それは何故か。ネットに向いてない人は常に一定数いるからだ。


Twitterのアカウントを持っているプロレスラーは多いが、個人的には棚橋やKENTAレベルの強心臓でもない限り代理人を雇うか広告宣伝に割り切り普段使いしない方がいいと思う。

いや2人だって過去の経験を経て心の皮が厚くなってるだけで、嫌なことは嫌なはずだ。

だがネットという広大な海の中ではいつどこからドブをかけられるか分からない。例え常に100点満点の結果を出したり信者を囲ってコミュニティに閉じこもってもネットで繋がっている以上いつかは経験することになる。

プロレスラーを殴っていいのは同じプロレスラーだけで、自分達ではない。

だがそんな常識が通用しない魑魅魍魎が跋扈するネットの世界では、優しければ優しいほどドツボにハマってしまい心に闇を作ってそこで溺れてしまう。

有名人だからって、プロレスラーだからって逃げちゃダメなんてことはない。苦しかったら周りに相談すればいい。急にアカウントを消してもいいし仕事を辞めたっていい。

ネットを性善説で考えてはいけない。

プロレスラーの方々がこのブログを見るかどうかはわからないが、自分はそう言いたい。