にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

オカダはスランプなのか?止まらぬ『J1』旋風!【G1 CLIMAX 30 2020/09/27 全試合感想】

G1 CLIMAX 30 2020年9月27日 兵庫・神戸ワールド記念ホール 全試合

この日はなんといってもオスプレイと鷹木の一騎打ち!正直それしか頭にないくらい興奮してるぜ!ここでの結果によっては予想を変えるかもしれない。

とはいえ予想の本命であるジェイがオカダ相手に勝てるかどうかも気になるところ。よくジェイはオカダについてあれこれ言ってるが、実は対オカダの勝率いいんだよね。

外道の目は確かなのか?早速見ていく。


第1試合 ゲイブのヤングライオン卒業は近い?

辻vsゲイブ。ヤングライオンの中でも結構バチバチなことになっている2人だ。リング上の立ち振る舞いもヤングライオン離れしており、海外遠征の遅れが悔やまれる。


もう辻は完全にベテランレスラーの1人だな……主に見た目が。一応プロレス歴はゲイブの方が長いんだが。

プロレス歴と言えばバクステで辻を煽り倒すために自身の経歴を語っていたのが印象的だ。DOUKIより泥水すすってない?

ヤングライオンから始めるということはどんな経歴があろうと過去と切り離してスタートすることを意味しているが、ここでその過去を大々的に語るということは力の差を見せること以外にギミック的な意味を深読みしてしまう。

第2試合 思い出


タイチによる言葉攻め回。観客に声を出させたから実質ジェイより格上では?

しかしその言葉攻めは普段の罵詈雑言とは違った歴史を感じさせるものだ。タイチはこういう昔から見てる人に対するアピールが上手いよね。

怪我のせいもあるとはいえあの頃の太々しさが薄れ、かすがいとしてバレクラを支えているかつての強敵に対し思うところもあったのだろう。

試合はタイチが勝ったのだが、フィニッシュが天翔十字鳳でもブラックメフィストでもなく金的からのタイチ式外道クラッチだったのは、果たして情けか檄か。

第3試合 エルボーもいけるガチムチ

3試合目はコブと王様。最近の王様といえば打撃戦を好んでばっかというイメージになりつつあったが、なんといきなりグラウンドレスリングで勝負を挑む。

じっくりと味わうようなグラウンドでコブからアンクルを取った嬉しさか、にやにやしながら指BANGで挑発してたけど実はオリンピック級のアスリートとレスリングしたかっただけなのでは……?


まぁ当然エルボー合戦もやるんですけどね!だがそう簡単に大の字にならずエルボーを打ち返せるコブもさすがだ。

だが最後はコブの技を切り返し、一気にゴッチ式パイルドライバーを決めた王様の勝利!さすがに殴り合いは不利と判断したのか電光石火の早業だ。

第4試合 目には目を

石井と飯伏、嫌な予感しかしない2人だ。内藤とは別ベクトルで相手の技をガンガン受ける石井と、そういう頑丈な男を見ると心が騒ぐ飯伏……。

互いにそれを理解しているのか、いきなり声も技もガンガン張り合う見てて痛々しくも雄々しい展開だ。いつもの飯伏コンビネーションも重み重視に感じるぞ。


そのせいか石井もさすがにダメージ蓄積が半端なく……とか思ったら普通に立ち上がったよこの人!?そんな石井の根性が引力となり飯伏と激しいハンムラビ法典状態に突入。

目には目を、張り手には張り手を、首には首を!そこはさすがにヤバくないか!?だがどちらもすぐ立ち上がる!

観ていてずっとハラハラする試合だ。面白いことは面白いのだが……飯伏があまりに半沢直樹理論でダメージの高みを目指そうとするもんだから心臓に悪い!

最後はカミゴェで決まったが、そこで変に立ち上がってカミゴェ3連撃とかにならなくてよかったと一安心だ。

第5試合 ドームクラス

かつてはジュニアで名勝負を演じたオスプレイと鷹木。今はヘビーとなったがお互い変わらぬ熱量と身体能力だ!

序盤の超高速攻防はあの決勝戦を思い出して痺れたね!重力を忘れた2人の空間はプロレス密度が高すぎて入り込む余地がない。

2人が本格的にぶつかったのはBOSJ決勝戦と今回の2回だけなのでライバルといえるほどの関係性はないが、この噛み合い方は運命としか思えない。


この途切れない攻防は今の新日におけるアスリートプロレスの極致というべきか。もう勝敗がどうでもよくなるレベル。

第6試合 コブラクラッチと呼吸しているか

かつてジェイが劇的にCHAOS、そしてオカダを裏切った土地神戸。そこで因縁の2人が激突……なのだがどうにもオカダの動きが鈍い。

ちょっと前から腰にテーピングしていたが、まさか本格的に痛めているんだろうか?当然ジェイがそんなおいしいところを逃すはずもなく、一方的にやられるシーンが目立つ。

普段のオカダならすんなり立ち上がってそうな場面でも悶えて体力回復に専念しており、割とシャレにならない痛め方してるんじゃないかと邪推してしまうな……。

そうなると動きの少ないコブラクラッチが逆転の一打となるのだが当然ジェイは対策済。というか事実上2vs1だとほぼ無理ゲー、案の定レフェリーの死角からブレードランナー食らってフィニッシュ。

オカダが本調子じゃない・コブラクラッチが完全に読まれている・レインメーカーを出さないことにこだわりすぎるという3つの縛りがこの敗北を招いたといえるだろう。この調子だとオカダ負け越しという可能性も十分にある。

もしかしたらイッテンゴで敗北し、王者の荷をある意味戦友とも言える内藤に渡した時からこの茨の道は始まっていたのかもしれない。

王者でないオカダに何ができるのか。オカダは焦ってはいないだろうがゴールの光を見つけられていないように自分は思う。

対するジェイはバクステで椅子をもらえたからかこれまで以上の調子の良さ。連勝は逆に連敗フラグだなんて言われることもあるが、試合運びはそんなジンクスを一切感じさせない。

オカダが見失いつつある王者の風格をその身に取り込み、悪の王者として再び返り咲くプランは既に完了寸前のようだ。


パンタロンがカメラマンに乗っかって集中できなかった度:★★★★★
オスプレイと鷹木は両国で見たかった度:★★★★★
コブラクラッチは繋ぎだけでいいんじゃないか度:★★★