にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

日本で一番好きな場所で勝てる男【G1 CLIMAX 30 2020/10/01 全試合感想】

G1 CLIMAX 30 2020年10月1日 新潟・アオーレ長岡 全試合

前回のバクステで壮大な死亡フラグを立てていた内藤。

同門対決でSANADAの地元、しかもここまで調子のよすぎる3連勝……。

ここで勝てれば二冠でG1覇者という偉業を達成できるが果たして!?


第1試合 闘志尽きず!

ヤングライオンの中でも特にバチバチしてる辻とゲイブ。キャリアの差を持ちだしたら……戦争だろうがっ!

そんな2人の対決は15分じゃ収まらずまさかの時間切れ。ゴングが鳴っても熱が全く冷めない2人を見送る上村のジェラシーのこもった視線がいいねぇ。

これで対戦成績は辻がまた一歩抜き出た感じだが、この2人の噛み合い方に嫉妬した上村が何を仕掛けてくるかが楽しみだ。

第2試合 ジュースはアルコール消毒してもジュースだからね

続いて矢野とジュース。まずはTシャツプレゼントでジュースのご機嫌を取ろうとする矢野。

そして隙をついてアルコール噴射!怒ったジュースはお返しとばかりに奪ったボトルから直に矢野へアルコールをかける。やべえよどっちも失明しちゃうよ!

さすがに中身は洗い流せば安全なものにしてると思うが見ててその痛みが伝わってくるのがきっついな。

最後の丸め込みは前回の棚橋戦の展開を活かした形になってて、長期戦のうま味がよく出ててよかった。

第3試合 後藤!?

ザックと後藤。どちらも負けが込んでる同士なので、ここでの勝利は今後の展開に大きく関わってくる。

まずはザックが後藤のウィークポイントである肩を中心に攻め関節地獄への序章を……とか思ってたら5分も経たずにヨーロピアクラッチで3カウント取られたよ後藤!?

G1開始時点から肩は悪そうにしていたがここまで悪化していたとは……。これは後藤ファンにとっては目を覆いたくなるG1になりそうで怖いなぁ。

第4試合 こっから

かつて棚橋は逸材ボンバーズという何とも言えない名前の新ユニットにYOSHI-HASHIを加入させようとしたことがある。

色々あってなかったことになったこのユニットだが、今回の試合は自身を評価してくれた棚橋へYOSHI-HASHIからのアンサーだったように感じる。

切れ目の少ない技の繋ぎと棚橋にも負けない技の迫力。試合こそ負けてしまったが、綺麗にパッケージングされたYOSHI-HASHIの美味しさは棚橋や観客たちへしっかり届いていた。

棚橋相手にここまで立ち回ることができればもう後は心配いらないだろう。

第5試合 不穏

ついに来ましたこの直接対決。裏切りに裏切りを……重ねてはないが、とにかく悪い2人が直接対決だ。仲はよくない模様。

かつてはEVILを小馬鹿にしていたKENTAの立ち回りは、やはりどこか舐めているような緩さがある。

同門対決でも問答無用で介入する東郷に対しこっち側……KENTA側のはずだと強調していたのも気になるところだ。

結局東郷のおかげでEVILは勝利したが腑に落ちないなぁ。もしかしてバレクラジャパンどころかEVIL単体で追放もあり得る……?

第6試合 日本で一番

メインはSANADAと内藤のシングル。状況だけ見れば完全にSANADA有利の空気が渦巻きその背を押している。内藤内心喜んでそう。

そんなSANADAはいつも通り……と思いきや、コーナーで深く精神統一していたな。普段はクールなSANADAのアツい部分が開始前から漏れ出しているだけでも期待値が上がる。

試合が始まると内藤はまるでテスト問題のように技を丁寧に仕掛けていき、SANADAはそれを一つ一つ丁寧に対応していく。

やがてSANADAは普段なら使わないような危険技を解禁。内藤なら大丈夫だろうという安心感と、内に眠る野望を発露させたような一撃だ。

お互いの運動神経の高さも相まって非常にキレイなプロレスを見せつけられてこちらもたまらない。勝敗がつかないままこの時間を繰り返して高め合ってほしいとさえ思う。

しかしそんな淡い思考の泥は掟破りのSANADAデスティーノで吹き飛ばされ、ねっとり2連発のラウンディングボディプレスでさっぱり取り払われた。

いやさ……ユニットリーダーに勝つためとはいえ掟破りで『運命』を使うかね!?あざとすぎるぞSANADA!

スマホのライトと後光に照らされるSANADAを見た時、オカダのライバルという重荷をようやく内藤に押し付け新たな次元に飛び立ったように感じたのは自分だけだろうか。


前半のテンポの良さ度:★★★★
外道解禁の可能性が高まり裕二郎が危ない度:★★★★★
SANADAからのギフト度:★★★★★