にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

マネークリップは実質ドラゴンクリップ【G1 CLIMAX 30 2020/10/10 全試合感想】

G1 CLIMAX 30 2020年10月10日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 全試合

なんか観客多くね?と思ったら2300人も入ってたのね。

ちなみに去年同じ会場でG1やった時は5555人の札止めだったから、徐々に客席が解放されてきているのがわかる。

ところで東京は100人200人の感染者を出しているけど、こういうライブタイプの観覧で実際どれだけの感染が起きてるんだろうね。


第1試合 BOSJに向けて

現在辻有利で進んでいる非公式ヤングライオン杯。BOSJ開催が決定したとあってか上村から冷静な殺気を感じる。

体格では上村に勝る辻を丁寧に部位破壊していき、かんぬきスープレックスに持ち込む流れは見事だ。

今回の勝利はBOSJに向けてかなりのアピールになっただろう。これなくてもちゃんと参戦させてもらえるだろうけど。

第2試合 石井を乗せて

投げのコブに耐久力の石井……この勝負、いかにコブがスタミナを切らさず石井を気絶寸前に追い込めるかが勝負だが、この日のコブはめっちゃ調子よかった!

石井が完全に子供扱い!その内ピザ職人みたいに片手で相手をくるくる回しそうな勢いだ。

確かに石井って打撃はすげー耐えるけど投げの限界は未知数だ。そもそもこんな投げる奴そうそういないけどな!

だが石井の限界に付き合いすぎたせいで、せっかく勝ったのに頭の痛みで全く立てずにうずくまる姿があまりにも痛々しすぎた……。なんで負けてるはずの石井はスタスタ帰れるんですか……。

第3試合 不信

裕二郎とは一生懸命闘うつもりって言ってたのに何ジムでゆったりトレーニングしてそうな舐めた恰好でリングインしてんだよジェイ!?裕二郎の笑おうにも笑えない顔のこわばり方が生々しくて共感性羞恥が発動するかと思ったよ……。

暗にリーダーのために寝ろと圧をかけるジェイに裕二郎が出した答えがこれだ!

ヤッた!ヤりやがったぜ裕二郎!レスラーの誇りとプライドを守ってついに白星……と思ったら普通に負けちゃったよ裕二郎!

Twitter見てたらバレクラリーダーは基本短命な上ジェイは歴代2番目の長さという情報を得たが、もしかしてこれ新ユニットじゃなくてジェイのフェイスターンなの……?

第4試合 ごっつあんです

最近デカいレスラー好きという属性が付与されたタイチと、実際デカくなったオスプレイの一騎打ち。

増した破壊力を警戒してかタイチが場外でオスプレイを責め立てるが、一度飛翔を許すともういけない。

タイチは相撲を取るように一瞬一瞬の破壊力に賭けたスタイルに切り替え、掟破りのヒドゥンブレイドまで繰り出すが手数とパワーを兼ね備えたオスプレイには届かず敗北。

オスプレイは10点、しかもこの貫禄ある試合内容はもう優勝待ったなしだろこれ……。

第5試合 歴史を辿る

この2人何してると思います?これね、プロレスなんですよ。普段王様が好むバチバチとはまた違った異様な空気。

格闘技をルーツに持つ2人が構え合って景色ががらりと変わるその感覚だけで頭が3D酔いに近い状態になる。

流れにしっかり噛みついてくれる飯伏に王様も笑顔。1枚刃の剃刀のようだった2人の格闘が段々とラムダッシュ5枚刃のプロレスに昇華されていく……この短時間でプロレスの歴史を学んでいるかのような、見た目からは想像のつかないアカデミックな試合だった。

第6試合 雨は降らせる

意外とがっつり突っ込む人のいなかったオカダの変化に真っ向から喧嘩を売った鷹木。多くのファンも思っていたが匿名掲示板とか以外で口に出さなかったデリケートな部分にもずけずけ踏み込んでいくジャイアンっぷり。

試合もジャイアン全開、オカダの描く道筋にひたすら泥を投げつけあげくの果てにレインメーカー横取りだ。

そういやコブもレインメーカーポーズやってたけど、もしかしてあれって今フリー素材状態なのか?

だが触発されてレインメーカーを使ってくると踏んで対策を怠ったのかそれとも耐えきる自信があったのか、約2分半もマネークリップで絞られ鷹木散る……。

しかし絞められてる時の鷹木の顔はすごかったな。これまでそれなりの数のレスラーがマネークリップに沈んできたが、クリップ顔選手権があれば間違いなく1位だ。

マネークリップの難点である地味さを払拭した壮絶な表情はマネークリップの格を一段上げたが、それってつまり鷹木のおかげ=鷹木の技ってことになるのでは……?


上村の成長の著しさ度:★★★★★
裕二郎、アンタは男だよ度:★★★★★
オカダのものは俺のもの度:★★★★★