G1 CLIMAX 30 2020年10月14日 神奈川・横浜武道館 全試合
これでいよいよ優勝候補が数人に絞られる…。EVIL予想の自分としては内藤の動向が一番気になるところだ。
そして一気に追い上げてきたSANADAも要注目。令和も(元を含む)ロスインゴが新日本を支配するのか!?
第1試合 力こそ
G1における辻vs上村の最終戦。スープレックスに苦手意識がある辻のトラウマを増幅させる上村の腕攻めのえげつなさがいい。
いつでもスープレックスしてやるぞと匂わせ精神的に優位に立つ上村の、一つ間違えれば自惚れになるほどの圧倒的な自信が伝わってくる。
.@tsuji_njpw "Boston Crab"
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だが辻だって馬鹿ではない。vs上村最終戦にてスープレックス返しを披露!そこからは辻が持ち前のパワーで文字通り上村を振り回し勝利。ごついねぇ。
第2試合 棒
.@YOSHIHASHICHAOS vs @KENTAG2S
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地味に因縁の多いYOSHI-HASHIとKENTA。といっても基本KENTAの一方的な棒と顔推しが原因なのだが……。
だがそれがかなりいいスパイスとして機能しており、この2人の対立に入れ込むこちらの熱量がかなり違ってくる。
後半のロック合戦も互いのテンポがしっかり噛み合い見応えのあるものになっている。本当ここ最近のバタフライロックの入り方はヒロイックで期待感が凄まじい。
負けはしたものの反則行為をさせずアツい真っ向勝負をやりきったYOSHI-HASHIの格はまたうなぎ上りだ。
第3試合 柔よく剛を制す
ザックに先制取らせると何もいいことがないので序盤からガンガン攻めるジュース!
細かいサブミッションは誤差と言わんばかりに力で無理やりほどいていくのが昔のハリウッド的でいいね。
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G1 CLIMAX30横浜大会‼️
本日はBブロック公式戦🏆
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絡みつくザックを振り払うことができないジュース‼️
関節技地獄から抜け出すことはできるのか…⁉️
🆚 ジュース・ロビンソン × @zacksabrejr
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だが試合時間が進みスタミナが減少すると途端にこの関節蟻地獄……すりばちを必死で抜け出そうとするジュースに容赦なく砂をかけていくザックの昆虫性が末恐ろしい。
ジュースもなんとか巻き返そうとするが最後までペースを戻せず敗北。一度調子に乗らせたザックは怖い……。
第4試合 入場時間はカウントしません
なんだこの試合!?(驚愕)内藤の焦らし戦法はよくあることだが今日はいつもにも増してねっとり……。
こんな試合の結果で奇跡待ちの選手の運命が決まるとか正気かよ!?しかしやってることはあれだが、読み合いという部分では非常にレベルは高い。
.@YTR_CHAOS vs @s_d_naito
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そして辻はほんとロスインゴとテープに縁があるよね。ニッコニコで内藤とグータッチしようとするとこなんかただのプロレスファンのような純粋さを利用する悪党内藤。
そして裏MVPの浅見レフェリー……お疲れさまでした。ちなみに試合はヤングライオンとのツープラトンを決めレフェリーを投げつけようとした内藤が日大タックルに負けずジャックナイフで勝ちました。これはプロレスで、私は正気です。
第5試合 正統派ヒール
ド直球のベビーとヒールの対決だ。どちらもコテコテな雰囲気なので非常にマッチしている。
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G1 CLIMAX30横浜大会‼️
本日はBブロック公式戦🏆
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絶好調の後藤がEVILを追い込んでいく‼️
果たして勝つのは…⁉️
🆚 @510njpw × @151012EVIL
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ぼろぼろの武者キャラがあらゆる卑怯に身体一つで立ち向かうシチュエーション……アーイイ……。一歩及ばず負ける&優勝の目が消えるという結末も滅びの美学が感じられて風流ですらある。後藤ファンの人はごめん。
前回の内藤戦もそうだったが、EVILは明確にヒールとしての色が変わってきている。金的が減ったのもそうだが、そこから力押しではなくカウンターを狙い反則しなくても勝てたのではと思わせるスタイル。
そういやジェイも基本は煽りに煽ってムキになった相手の隙をついてカウンターをかますファイトスタイルだが、これは『匂わせ』なのだろうか……。
第6試合 太陽になれるのか
棚橋とSANADAは立場も経歴もスタイルも全く異なるのだが、何故か似たようなものを感じる。理想とするプロレスが同じ……ように自分が感じているからだろうか。
棚橋はあんな試合で内藤が勝ったため優勝レースから脱落、SANADAはここで勝たねば脱落というメインにしては暗い状況で2人は真っ当なプロレスを見せつけてくる。
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G1 CLIMAX30横浜大会(10/14)を公開‼️
本日はBブロック公式戦🏆
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激しく入れ代わる攻防‼️
この激闘を制するのはどちらだ…⁉️
🆚 @tanahashi1_100 × @seiyasanada
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見てよこの楽しそうな棚橋……笑顔になっちゃう。攻めがややえげつないのも、後藤の時同様期待の裏返しだろう。
技一つ一つの痛みが伝わるたびに「お前ならやれる」「上を目指せ」「プロモーション大丈夫か」そんな棚橋なりの檄が注入され、それにSANADAが高クオリティな技で返すという壮絶なラリー。
つまりそれだけの期待をSANADAはかけられている訳だ、新たな太陽になれと直々に。それをどう受け取るかはSANADA次第だがこれはとても大きなギフトだ。
まるで夢潰えた棚橋の無念を継ぐかのように勝利し、高らかにEVILへの喧嘩を売った時のSANADAは間違いなく新日本プロレスの中で一番輝いているレスラーだった。自分はEVIL勝利予想だけど。
棒の年賀状は商品化してほしい度:★★★★★
ヤングライオンは道具じゃない度:★★★★★
神奈川で一番好きではない度:★★★★