にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

『新日ちゃん。』は新たなプロレスバラエティとして定着できるのか?【新日ちゃん。 2020/10/09 感想】


『新日ちゃん。』とは新日本プロレス所属のレスラーが集まり、プロレス初心者である三谷紬アナと共に様々な企画でワイワイしつつプロレスを学んでいくバラエティ番組だ。

第1回はプロレスは怖くないよというテーマを軸にしたクイズに挑戦していく。登場レスラーは監督、飯伏、天山の3人。大丈夫なのか?


プロレスの2層目

今回は主に監督に関するクイズだ。いきなり棚橋ではなく監督でワンクッション置くという構成は珍しく感じた。

単にスケジュールの都合かもしれないが新日本の中ではとっつきやすい試合を行えるレスラーなのでチョイス自体は問題ない。

クイズの内容も必殺技や名試合といったちょっとディープなものではなく、監督のコミカルな部分やプライベートが推された非常に敷居が低いものになっている。

ワールドやYouTubeチャンネルを日常的に見ていれば知ってて当然な知識が多いが、この見ればにわかでも知ってるけど全くの初心者はまず知らない……というか見えないところを掘り下げるというのはなかなか貴重だ。

個人的にこういう知識は下記のように分かれていると考えている。

・第1層 見た目やキャラクター
・第2層 レスラーの人となり
・第3層 試合の凄さ
・第4層 根柢の物語
・第5層 禁則事項

この内第1層は他のバラエティ番組でもよく掘られるところだが、レギュラーにでもならないと次のステップにいけない。「すごい!」とか「かっこいい!」は第1層でも十分伝わる情報だが、「面白い!」はそれ以上掘り進める必要がある。

ならばと試合の凄さを伝える番組もちらほらあるが、その『試合』というパッケージばかりが語られ、動きとかはすごかった程度で終わることも多い。

そんな中新日ちゃん。はYouTubeのプロレス解説チャンネルとかが幅を利かせてそうな第2層の発掘をメインとしている。

さらによく見たら新日本一男前とも言われ、老若男女が楽しめる試合を組み立てるのが得意な監督を一番槍として持ってきたことで、ありがちなプロレス番組になることを避けている。

さらに一定の知名度があり天然の気がある飯伏と天山を配置することで漫才トリオめいたツッコミとボケが生まれたことで、そこはリング上の姿とのギャップが激しい異空間。これマジでプロレス沼に引きずり込ませる気だな……。

今後の課題

今回はベビーレスラーの意外な部分に着目するという形で、ファンからすれば知ってて当然だが本人の口から聞く再復習としては面白い構成だったと思う。

だが今後も新日ちゃん。を続けていくとしたら、ヒールレスラーのそういった部分をどう紹介していくかが鬼門だ。

出演させるだけならタイチやKENTAのように情報発信に慣れてるヒールレスラーに出てもらえばいいのだが、紹介の塩梅を間違えるとヒールとしての格を損なう可能性が高い。

かといってリモート上でバチバチさせるのも変な空気になるだろうし……。いやヒロムとデスペの言い合いならちょっと見たいな。

しばらくはベビーの紹介で進むだろうが、もし長寿化させたいとスタッフらが願っているのであればヒールレスラーは慎重に扱ってほしいと願う。