G1 CLIMAX 30 2020年10月17日 東京・両国国技館 全試合
もうすでにG1は終了しているが、書いとかないと自分の中ですっきりしないんでね……。
改めて思い返すとBブロックはEVILが介入繰り返す以外は平和なブロックだったな。
第1試合 終結
最後の最後まで連戦の疲れを出さない激しいファイトに新日本プロレスの明るい未来が見えた。
トータルだと辻が勝ち越してるんだっけか?ワトさんもオーカーンも帰ってきたし、今年か来年には現ヤングライオン達にも何か動きがありそうだ。
第2試合 棒の有効活用
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— njpwworld (@njpwworld) 2020年10月17日
G1 CLIMAX30両国大会2日目‼️
いよいよ🅱️ブロック1️⃣位が決定🏆🔥
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CHAOS同門対決💥
YOSHI-HASHIがテーピングで矢野を場外に固定‼️
一体どんな結末を迎えるのか…⁉️
🆚 @YTR_CHAOS × @YOSHIHASHICHAOS
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覚醒したYOSHI-HASHIは棒使いも一級品だ!最近流行りのテーピング大喜利に棒を持ち出す英断!
これで緊箍児を本格解禁すれば孫悟空ギミックのゆるヒールベビーレスラーとしてさらに一段上にいけそうだがどうだろうか。
だいたい矢野が何かしでかすから対戦相手のボディチェックが甘くなるという隙をついた頭脳プレイも見事。
第3試合 豪快
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— njpwworld (@njpwworld) 2020年10月17日
G1 CLIMAX30両国大会2日目‼️
いよいよ🅱️ブロック1️⃣位が決定🏆🔥
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後藤の腕を破壊するかのようなジュースの腕攻め‼️
果たして勝負の行方は…⁉️
🆚 @510njpw × ジュース・ロビンソン
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デカい相手と闘う後藤の安定感……。ジュースがブンブン大技を振り回す一瞬の隙に的確な技を叩き込んでいくのがかっこいい!
しかしいつ見ても牛殺しは殺意が高すぎて繋ぎに使ってるのが信じられないな。日記でジュースのナックルについて物申してたがこれも相当だよ!
試合は意地を通した後藤の勝利。いい試合だったんだが、故障も優勝に絡めたものじゃなかったのが残念だ……。
第4試合 質量差
ザックにちょくちょく酷い目に合わされてる棚橋だが、何回立ち塞がられようが全く自信を失わないその精神力には本当勇気づけられる。
そんな棚橋のナルシスト自信満々な姿にご立腹のザックさん、グラウンドでぶっ殺してやろうと企むも妙に調子がいい棚橋にイニシアチブを握られるという珍しい展開だ。
.@tanahashi1_100 "Japanese Leg Rollclutch"
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Q.ザックに勝つにはどうすればいいのか A.体重で潰す という単純明快なアンサーでザックを押しつぶす!さらにゴングがなってもフォールを続けるという憎たらしい方法でザックの心を完全に折ったぞ!
当然ザックはバクステで期待通りブチ切れてたが、しれっと棚橋と距離置く宣言もしている。まぁ今の棚橋はパートナーもいないからタッグベルトにわざわざ絡んでこないだろうが……怒りよりも呆れや恐怖に近い感情だったように感じたな。
第5試合 バカちんが
二冠戦と言えばすっかり内藤EVILのイメージが定着していますが、最初に喧嘩売ったのはKENTAなんだよね。
お前そっちばっか見てんじゃねえよというKENTAのジェラシー全開……当然本人は口にしないがそんな空気がだだ漏れの不思議な試合だ。
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G1 CLIMAX30両国大会2日目‼️
いよいよ🅱️ブロック1️⃣位が決定🏆🔥
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内藤はグロッキー状態💥
ペースをつかんだKENTAが一気に畳み掛ける‼️
🆚 @s_d_naito × @KENTAG2S
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この手数の多さなんかまさにそれっぽいよね。とりあえずこの試合をさっさと終わらせて飯伏との闘いに備えたいという彼を振り向かせたいいじらしさがよく表れている。
最後も大技の切り返し合戦に行くと見せかけて急な丸め込みで不意をついた勝利。内藤にとって絶対忘れられない敗北……イッテンゴに続き新たなトラウマを刻み込むKENTAのヤンデレっぷりが光った試合だ。
第6試合 すべてを捨てて
内藤がロスインゴを代表し、神宮で決着がついた……ように見えたEVILとロスインゴの争いは当然ながら終わることなく、色々あって元タッグパートナー同士というアツい展開に。
SANADAはこのG1にて内藤を倒しているので、少なくとも今はロスインゴ最強の男としてEVILの前に立つ。……じゃあまともに闘ったらEVIL負けるのでは?
.@seiyasanada "Paradise Lock" & "
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Low Angle Dropkick"
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強敵を前にやや主人公味が出てきたEVILを支える東郷も、お尻を並べるハプニングを乗り越えてSANADAが嫌がりそうなタイミングで介入し上手くEVILに流れを持っていく。
だが今日はゲストが悪かった。ヒロムの介入で一気に逆転ムードを作られ実質タッグマッチの大混戦。ファンはロスインゴがいっぱい見れて満足。
さらに恐らくスカルエンドかボディプレス用のカウンターを考えていたであるEVILに決められたのは閃光のオコーナーブリッジ!普段なら体重が軽めの相手に使う固め技、まさかこれで〆は来ないだろうというEVILの考えを読んだかのような一撃で3カウント奪取!
お前へのギフトはこれで十分だよというSANADAの余裕と自信がにじみ出てて非常によき!いよいよかつての友にもやや見下された感じで負けてしまったEVILだが、それでもEVILは己の正義を貫くのだろうか。
見限った育ての親に逆転を許し、潰したはずの同期は敗北のきっかけを作り、肩を並べたかつてのパートナーは軽々勝利を演出してみせた。
新日本最強の称号を求めるEVILの正義とは、そんな孤独と蔑みの中に溺れる醜態を見せてなお執着しなければならないものなのだろうか。この敗北でEVILの立場はより下がってしまうのでは……と当時は思いました。
棒の汎用性度:★★★★★
ヤンデレ度:★★★★★
解説にいた時点でそれを期待してた度:★★★★★