にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

2つの軸で新日本のタッグ戦線は面白くなる!【Road to POWER STRUGGLE 2020/10/23 第6試合感想】

Road to POWER STRUGGLE 2020年10月23日 東京・後楽園ホール 全試合

先輩からの圧力でYOSHI-HASHIからフォールを奪ったDOUKI、そこから生まれた因縁は早速ベルト防衛戦に繋がった!

YOSHI-HASHIとDOUKIはメキシコ時代に関係があったそうだが今は昔。すっかり悪の日本人となったDOUKIにYOSHI-HASHIは何を思う?

ジュニアとヘビーの共存

結論から言ってしまえば、このNEVER6人タッグは常々論じられてきたジュニアとヘビーのレスラーが同じ土台で闘うことの是非に対する一つの答えとして昇華された。

全てのレスラーが平等……ではないけどチャンスがあって最高にアツい試合ができる舞台だとYOSHI-HASHIとDOUKIが証明してくれた。

まず第一に、DOUKIはこの6人の内唯一のジュニアである。第二に相手は石井や後藤といったタフなヘビーが揃っている。まともに打撃戦なんか挑んだ日には勝ち目ゼロだろう。

それでもDOUKIはYOSHI-HASHIをあと一歩のところまで追い込んだ。それはこの試合の組み立て方が関係している。

2つの軸

この試合はYOSHI-HASHIを支えるCHAOSとDOUKIを支える鈴木軍による騎馬戦だ。因縁のあるYOSHI-HASHIとDOUKIを騎手に見立て、騎馬がその勝利をサポートし道を作る。

主役が決まっているのでお互い狙いは明確、おかげで人数の多さの割に煩雑とした感じはなく見る側も状況を飲み込みやすく応援もしやすくなり試合全体の熱量がグンと上がる。

特にDOUKI側は現IWGPタッグチャンピオンが支える説得力の高さ。こんな男に認められたDOUKIにもうヘビーやジュニアといった縛りは関係ない。

YOSHI-HASHIも初の防衛ということでネタ抜きに王者の風格を漂わせ、そこにDOUKIとの関係というスパイスがかかったことでこれまでにない高火力なYOSHI-HASHIの誕生だ。

必ず勝ちたい、必ず勝たせたい、乱闘かターン制バトルになりがちな複数人の対決に想いというクッソ硬い棒を突き刺し回すことでここまで見やすく面白くなるとは予想外!

タッグのこっから

元々新日本は他の団体と比べタッグ戦線がおざなりのパンチが弱いと言われてきた。

だが今回の彼らの奮闘は新日本に新たな風を吹き込んだのは間違いない。

タッグだからできることの答えをハッキリ示したこの試合は間違いなく歴史に残る一戦だと確信している。

これはワールドタッグリーグのハードルが爆上がりだが、果たしてこの試合を超えるようなベストバウトは生まれるのか!?


YOSHI-HASHIはマジの一流になった度:★★★★★
DOUKIのBOSJ優勝の可能性大度:★★★★★
ザックの悪口度:★★★★★