WORLD TAG LEAGUE 2020 & BEST OF THE SUPER Jr.27 2020年11月18日 東京・後楽園ホール 全試合
初手キープオンジャーニーによる精神攻撃。痛風を感じさせない滑らかな動き。だがそんなことよりも監督のケツでしょ。
マスクマンのマスクを無理やり外すと反則負けになるのは知っていたが、意図的にケツをむき出しにするのはOKだったんだな……いや本当にOKなのか?
本当に反則ではないのか
相撲では前のモノをポロっと出したらアウトという不浄負けなるルールがある。日本のプロレスは相撲のエッセンスも含んでいるのでこれに類似するルールがあっても不思議ではない。
そもそもわざと相手のケツを露出させるレスラーがそんなに存在しない(はず)なので、レフェリー陣も忘れている可能性がある。
という訳で試合ルールを見返し、ケツを丸出しにするのが本当にOKになるのか確認していく。
二.頭髪、トランクス(タイツ)を掴んではいけない。
これダメだったんだ……みんなやってるじゃねえか!しかも首絞めと違ってカウント取ったとこ見たことねえぞ!
タイツを掴む=ケツがはみ出るなので、この言葉通りなら出された方より出す方が罰せられる。
しかし現状野放しなところを見るに事実上反則として扱われていないようだ。さすがにしつこければアウトか?
三.指で目を突く、鼻を掴む、口の中に手を入れる、耳を引っ張る、噛みつく等をしてはならない。
直接粘膜や脆い部分を責めるなという内容なので、もし石森がカンチョーぶちこんでたらこれにひっかかってたことだろう。
しかしケツを出しただけではよほど深刻な痔を抱えていない限りダメージはないはずなのでOKになると読める。社会的には死ぬ。
四.股間の急所を握ること、蹴ること、殴ることはならない。
最近EVILがそういう方面に目覚めたのか多用しているので見る機会が多い反則だ。……見る機会が多い反則ってなんだ?
股間と臀部は別物なので、そもそもケツが責められることを想定していないと思われる。
……という感じでケツに関係しそうな部分をピックアップしたが、やはりケツを出すことは新日本的にはOKということが分かった。
他団体でもしょっちゅうケツを出して闘ってるレスラーがいるので、プロレス界は基本ケツに対してゆるゆるの甘々ということなのだろう。
今回はルールの穴を突いた石森の戦略勝ちという結果に終わったが、今回の出来事はプロレス界に横行する雑な反則行為やレフェリーが認めれば何でも白になってしまう風潮への警鐘となる……訳はない。
何回『ケツ』と言ったか数えてみよう度:★★★★★
石森のケツも見たい度:★★★★★
試合の感想じゃない度:★★★★