にわかによる新日本プロレス日記

プロレス歴史も知らない、技名もそんな把握してない、それでもプロレスは面白いと思った男のブログ

棚橋弘至の涙はプロレスの涙【Road to THE NEW BEGINNING 2021/01/18 試合後感想】

Road to THE NEW BEGINNING 2021年1月18日 東京・後楽園ホール 全試合

棚橋が泣いた。理由は明確だ。緊急事態宣言かつ平日、ワールドで視聴していてもわかるくらい客席はガラガラだった。

その身を削り、自分の代で新日本史上最高の売上を出すまでに成長してくれた新日本。そんな新日本に最大級のピンチが迫ってきた。


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普段なら試合途中に更新されるはずの観衆のカウントがなかなか更新されず、試合終了後にひっそり発表された人数がこれ。

これまでコロナにも負けず興行を続けてきた新日本だが、いよいよ目に見えてその影響を感じる日が来てしまった。

たまたまかもしれない。時間が早まった関係で行けなくなった人がいっぱいだけかもしれない。だが数字は残酷だ。

自分はちょうど盛り上がりがすごい頃……オカダ政権が盤石だった頃のファンなので暗黒時代を直接見た訳ではないが、客数はまさにこういう感じだったのではないだろうか。

当然ファンの数はその頃とは比べ物にならないだろうが、かつてを知る棚橋にとってはショッキングな光景だったのは間違いない。

どれだけファンがいようと、ネットを通じて視聴してくれている人がいようと、プロレスは直に観ること……観てもらうことが何より重要だ。

見たいはずなのに、その空気を吸いたいはずなのに泣く泣く来場をキャンセルした人たちの悔しさ。こんな状況でも万全の対策の元新日本プロレスを観にきてくれた人たちへの感謝。

ラストの時間いっぱいまで披露されたエアギターやエアーハグ、棚橋の背中には大きな『プロレス』が見えた。内藤やオカダ、飯伏といった新星に任せていた『プロレス』を再び背負い直していた。

どんなに膝を痛めたりお腹がぽっこりしても現役である限り棚橋は何度でもプロレスを救うために立ち上がる。

ボロボロでも、毎日、生き続けた記憶が、きっと俺を支えて、つらい状態を切り抜ける、一つのエネルギーになるから。

自分たちも一人一人できることでプロレスを支え、棚橋やレスラーのみんなにエネルギーを分けていこうじゃないか。棚橋だけに背負わせる訳にはいかない。

新日本プロレスは面白い。例え世がウイルスに蹂躙されてもその事実は変わらないし、決して絶やしてはいけない。でもグッズ買いすぎて借金とかしちゃ駄目だよ。



引用元
Road to THE NEW BEGINNING – 東京・後楽園ホール 2021/1/18 | 新日本プロレスリング