アーロンの単独インタビューが公開!前回は……1年前と結構最近だな!
去年はこのインタビューからもわかる通り気のいい青年だったのに何がどうしてこうなったのかが結構詳細に語られているぞ。
でも、ファンは俺のことなんか1ミリも気にしちゃいないんだ。
この言葉からもわかる通り、アーロンがエンパイアに加入した動機は絶望が大きく関わっている。
前年は苦しいながらも石井とのシングルマッチという最大の鍵が目の前に見えていたのでなんとか耐えていたが、それも流れジェイに見下されタッグリーグでも結果が出せず心の中にわだかまりが生まれ……。
そんなボロボロ状態のアーロンにエンパイア側から接触し、優しさや謙虚であることが無駄であることを身をもって教えたというのが大まかな流れだ。
ああ、アレは本当に恥ずかしかったな。まったくダメージを受けていないのに、3カウントをアッサリと奪われた。しかも、SANADAのオコーナーブリッジでだ。そもそも、あの技は、ニュージーランド人のプロレス技でもあるんだ。知っているか?
特にトドメとなったのがこれ。ニュージーランド産の技とは知らんかった……SANADAからすれば隙があったしなるべく温存したかったから程度でチョイスした技だろうがまさかアーロンのメンタルにここまで刺さるとは思うまい。いや知っててやった可能性もあるんだけど、SANADA何も言わないから……。
確かにここまでやられちゃ笑顔でハカやってる場合じゃねえ。本隊に求められる品なんかクソくらえ、荒れていたあの頃の闘争本能を取り戻しても不思議はない。
正直に言えば、アイツは世界一のレスラーだと思う。アイツには、やることすべてにおいて才能がある。ストライカーとしても凄いし、関節技も得意だ。人々は、アイツの能力をまだ過小評価している。
コレがビデオゲームだったら、バランスの良い能力を兼ねそろえたSANADAみたいなヤツを選ぶだろうな。
アイツは俺よりもずっとストイックな人間だ。だが、アイツの中に俺と近いモノが少しだけ見えるんだ。SANADAのプロレスラーとしてのレベルを認めないファンは多いが、アイツはいつかトップレスラーになると思う。
でもちょっとSANADAに対して甘くねーかな!?アーロンに限らずSANADAを褒めるレスラーって結構多いイメージ。みんなのインタビューまとめれば真説・長州力ならぬ真説・真田聖也が完成しそうだ。
こんな悪くなっても強いものは強いと認める辺りマオリのヘナーレ部分が残ってる感じがしてかわいくもあるが、今後を考えるともうちょい冷徹になった方がいい気もするな。
ただインタビュー中でもコブと比較される部分があるので、下手に冷徹になりすぎるとその部分まで被っちゃうからうまく差別化してほしいところだ。あれは冷徹というかヤバい奴になってるけど。
ただ会社からの扱いも割と雑でマオリギミックもファン全体に浸透してる感じなかったアーロンが、自身の原点であるムエタイや悪ガキ時代に立ち返ってみたというのはいい選択だったと思う。
有料部分はどこまで事実かはわからんが本隊への不満、エンパイアへの思いが詳細に語られており必見だ。ヒールターンしたアーロンの不退転の覚悟を読んでSANADAとのシングルに備えよう。

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- メディア: Video Game