G1 CLIMAX 31 2021年9月19日 大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪) 全試合
前のG1でも個人的ベストバウトに挙げた試合と同じ組み合わせだが……よかったね……!いや前とはまた違う種類のものになっていてさらによかったな!
自信
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— njpwworld (@njpwworld) 2021年9月19日
🔥G1 CLIMAX 31🍁2日目‼️
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『G1 CLIMAX 31』Bブロック公式戦‼️
怒涛の攻撃でEVILを追い込んでいくYOSHI-HASHI‼️
白星スタートを切ることはできるのか⁉️
🆚 @YOSHIHASHICHAOS × @151012EVIL
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なんでそんなに違いが出るのかと聞かれれば、やはりYOSHI-HASHIの立ち回りが自信に満ちあふれていたことだろう。以前は介入のラグで生まれたギリギリの隙を突いて一発逆転を狙うという感じだったが、今回はどのタイミングでもYOSHI-HASHIが勝てると確信できるところばかりで安定感が段違い。特にトラースキックの切れ味が抜群でハート掴まれちゃう。
この成長、というかポケモン的進化っぷりはNEVER6の賜物であることは間違いない。ベルトを持つこと、そして自分がベルトを持つに相応しいレスラーであることを物理的に確認できるということは人のステージをここまでぶち上げるものなのか……。
反則をやられてからの巻き返しも素早く、カウント入らなかったとは言え久々の緊箍児は文字通りの必殺技としてしっかり『格』も見えていい構成だった。ザック相手の付け人騒動でわちゃわちゃしていたのが懐かしい……今ならリベンジいけるんじゃないか!?
悪道の是非
.@OZARIN1972 "😭😭😭"
— njpwworld (@njpwworld) 2021年9月19日
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対するEVILは去年以上に連携度を高めた東郷との反則三昧でチャンスを丁寧丁寧に潰していく。メラドなんてなかったことにする憎たらしさは最高なんだが……。
ただそれが今回YOSHI-HASHI側の正義の正当性を塩振ったスイカくらいグッと引き立てて会場が石井鷹木に匹敵するような熱を持つというプロレスの面白さ。自分も思わず声出しちゃったよ。
こないだの鷹木戦と違ってまだまだ目指す先のあるYOSHI-HASHIだからこそ壁となる悪が映えるという素晴らしいシチュエーションだが、これを人によって使い分けることができるようになったらもっといいのかな……。
そういやこないだ棚橋がポッドキャストで介入の多さについて触れてたけど、EVILの今後にも関わってきそうだが果たして。
26:55辺りから
こっから
.@YOSHIHASHICHAOS "KUMA-GOROSHI"
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成長途中であり夢を載せる器たるYOSHI-HASHI、これまでに積み重ねたヘイトでマジ切れするファンを増やすEVIL。そして単純にプロレスの質が噛み合うという必然性のある偶然を持った2人が生み出したこのベストバウトは単なる勧善懲悪の物語の一端ではなく、ファンが見たいものとレスラー個人、そして新日本プロレスという会社が望むものが見えてくるミルフィーユめいた多層の味わいがある。
今の新日に文句がある人やYOSHI-HASHIの成長に懐疑的な人にこそ見てほしい試合だ。双方の歩んでる道が今後どうなるかはわからないが、少なくとも間違ってはいないという強いプライドと信念が感じられる。
拷問一家もYOSHI-HASHIもまだまだこっから!
棒でやり返してもよかったのに度:★★★★★
実質メイン度:★★★★★
金的と東郷は使いよう度:★★★★